理事会の概要

150回理事会の概要について

 

本学会は第150回理事会を、第61回学術総会の前日、1031()午後1時から、島根県松江市・サンラポーむらくもにおいて開催した。

当日は冒頭、藤原秀臣理事長(総合病院土浦協同病院名誉院長)が開会の挨拶を述べ、続いて、寺井継男・名誉会員(帯広厚生病院名誉院長)からご挨拶をいただいた。その後、第61回学術総会会長の塩飽邦憲理事(島根大学理事・副学長)が挨拶し、藤原理事長を議長に議事に入った。

 

1.報告事項

1)一般報告

2)委員会報告 

3)平成23年度会員の動向について

4)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

5) 新日本有限責任監査法人による決算監査事前ディスカッションについて

6)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成24年度研究計画について

7) 第3回日韓合同「農作業安全シンポジウム」・農作業事故防止研究会について

8)平成23年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財産目録

および収支計算書(案)について(監査報告)

9)平成23年度公益目的支出計画実施報告書について(監査報告)

10)その他

 

2.協議事項

1)平成24年度事業計画および収支予算について  

2)顧問の推薦について                         

3)第47回評議員会議事および第61回通常総会提出議案等について      

4)第62回学術総会(福島県)の概要について      

5)国際地域医療保健学会について

6)利益相反(COI)委員会の設置等について

7) 農林水産省補助事業「農作業事故の対面調査」について

8)今後の会議日程について

9)その他

 

3.特記事項

() 一般報告

719(常任理事会を開催した。

720() 1.委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。

2.第148回理事会を開催した。

728()  農村の生活習慣病部会がワーキンググループ打合せ会および研修会を開催した。

83()  新日本有限責任監査法人と理事長によるディスカッションが実施された。

109()   新日本有限責任監査法人による平成23年度決算監査が実施さ~10()   れた。 

1012() 新日本有限責任監査法人から監査報告書を受理した。

1015() 監事による平成23年度決算監査が実施された。

1016() 第149回理事会を開催した(定款第39条に基づく理事会)。

1017() 第61回通常総会の開催を通知した。

 

() 委員会報告

150回理事会に先立ち1031()午前11時から、総務委員会、財政委員会、編集委員会、学術委員会、国際交流委員会の各委員会が開催され、午後に開催する理事会の提出議案を中心に審議が行われた。各委員会における審議事項は、次のとおり。

 

[総務委員会]

(1) 平成23年度会員の動向について

(2) 新日本有限責任監査法人による決算監査事前ディスカッションについて

(3) 顧問の推薦について

(4) 47回評議員会議事および第61回通常総会附議事項について

(5) 62回学術総会(福島県)について

(6) 利益相反(COI)委員会の設置等について

(7) 今後の会議日程について

(8) その他

 (委員長:明石光伸・大分県厚生連鶴見病院名誉院長)

 

[財政委員会]

(1) 平成23年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財産目録および収支決算書(案)について

(2) 平成23年度公益目的支出計画実施報告書について

(3) 平成24年度事業計画および収支予算(案)について     

(4) その他

(委員長:守田知明・周東総合病院長)

 

[編集委員会]

(1) 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

(2) 利益相反(COI)委員会の設置等について

(3) その他

(委員長:早川富博・足助病院長)

 

[学術委員会]

(1) 62回学術総会(福島県)について

(2) 特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成24年度研究計画について

(3) 第3回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について

(4) 農林水産省補助事業「農作業事故の対面調査」について

(5) 利益相反(COI)委員会の設置等について

(6) その他

(委員長:浜田正行・鈴鹿中央総合病院長)

 

[国際交流委員会]

(1)国際地域医療保健学会について

(2)その他

(委員長:新谷周三・JAとりで総合医療センター院長)

 

() 平成23年度会員の動向について

平成23年度末の正会員数は、医師が4,358(前年度比+14)、医師以外152(同△8名)、全体では4,510(同+6名)となった。

 

() 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

現在編集中の第614号(201211月号)は、平成24年6月に開催した看護師・医療技術者による座談会「包括的地域医療における看護師・医療技術者の役割」を掲載するほか、原著2題、報告4題などを掲載することを報告した。

 

() 第3回日韓合同「農作業安全シンポジウム」・農作業事故防止研究会につい  て

農作業安全に関する日韓合同シンポジウムは第1回を平成2211月に岩手県盛岡市において、第2回を平成2311月に韓国ソウル市において開催しており、今年は第3回となる。今回は、第61回学術総会の翌日11月3日午前9時から島根県民会館において以下のとおり開催する。また、同日午後からは農作業事故防止研究会を開催し、農林水産省補助事業である農作業事故防止に関する教材(DVD)について検討することを報告した。

 

<第3回日韓合同「農作業安全シンポジウム」概要>

1.司会 立身政信(岩手大学)、浅沼信治(日本農村医学研究所)

2.内容

1)あいさつ

藤原秀臣(日本農村医学会)

2)日本における農作業事故と対策

    小川祥直(農林水産省生産局農産部技術普及課生産資材対策室)

3)韓国における農作業事故と対策

      李 敬淑(韓国農村振興庁国立農業科学院)

4)日本における農作業安全への取組み

      清水 薫(JAえちご上越 営農生活部農業経営サポートセンター)

5)韓国における農作業安全への試み                             

李 守眞 (漢陽大学労働環境衛生学)

6)討論

7)まとめ 立身政信

3.後援:農林水産省、日本農業新聞

 

() 顧問の推薦について

新たに7名を組織顧問に委嘱することとし、第61回通常総会において承認を受けることとした。

(第61回通常総会の概要:本学会ホームページ参照)

 

() 62回学術総会(福島県)の概要について

62回学術総会会長の前原和平理事(白河厚生総合病院長)が概要を説明し、承認された(内容等:本学会ホームページ参照)

 

() 国際地域医療保健学会について

20121210日~12日にインド・ゴア市で開催される第18回学術総会の概要、会費の徴収に関する状況・対応について説明がなされ、承認された。第18回学術総会には日本から21名が参加し、13題の演題発表が予定されている。

 

() 利益相反(COI)委員会の設置等について

日本医学会が平成23年2月に策定した「医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン」を受けて、本学会内に利益相反委員会を設置し、また細則を策定することが承認された。

利益相反(COI)委員会は倫理委員会の中に設置し、細則は日本内科学会の細則を参考に策定する。細則()は第151回理事会(平成25年1月25日開催予定)に提案する予定で、承認されれば雑誌616号(平成25年3月号)に細則を掲載し、会員に周知する。また、学術総会は第62回(福島県)から適用することが承認された。


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