172回理事会の概要について

 

本学会は第172回理事会を、第66回学術総会の前日、平成29104()午後1時から、沖縄県宜野湾市・ラグナガーデンホテルにおいて開催した。

当日は冒頭、早川富博理事長(足助病院長)が開会の挨拶を述べ、続いて、名誉理事長の藤原秀臣先生および名誉会員の大井利夫先生からご挨拶をいただいた。その後、第66回学術総会会長の青木一雄理事(琉球大学大学院医学研究科衛生学・公衆衛生学講座教授)が挨拶し、早川理事長を議長に議事に入った

 

1.報告事項

1)一般報告

2)委員会報告 

3)平成28年度会員の動向について

4)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

5)第21期理事長選挙について

6)第2回国際農作業安全シンポジウムについて

7)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成29年度研究計画について

8)平成28年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書および収支計算書について(監査報告)

9)平成28年度公益目的支出計画実施報告書について(監査報告)

10)その他

 

2.協議事項

1)平成29年度事業計画および収支予算について  

2)第21期評議員の選任について

3)第21期役員の選任について    

4)顧問の推薦について                         

52018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回国際農村医学会学術総会)について

6)医学研究の利益相反(COI)細則の改訂について

7)第52回評議員会議事および第66回通常総会提出議案等について

8)その他

 

3.特記事項

(1)一般報告

平成29

6月30()

1.研究奨励賞選考委員会を開催した。(東京ガーデンパレス)

2.常任理事会を開催した。(同上)

7月1日()

1.各種委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。(東京ガーデンパレス)

2.第170回理事会を開催した。(同上)

8月4日()

 監事・監査法人打合せ会を開催した。(JA全厚連会議室)

8月30日(水)

国際農村医学会スカイプ会議(ハニッヒ会長・新谷事務総長)を開催した。(JA全厚連会議室)

9月6日(水)

7日(木)

 新日本有限責任監査法人による平成28年度決算監査が実施された。(JA全厚連会議室)

9月8()

 9日(土)

 移動編集委員会を開催した。(日本鋼管病院)

9月12日(火)

新日本有限責任監査法人から平成28年度監査報告書を受理した。

9月13日(水)

監事による平成28年度決算監査が実施された。

(JA全厚連会議室)

9月19()

 第171回理事会を開催した (定款第39条に基づく理事会)。

9月19()

66回通常総会の開催を通知した。

9月27()

12回全国農作業事故防止対策連絡協議会を開催した。

(JA全厚連会議室)

 

(2)委員会報告

172回理事会に先立ち104()午前11時から、総務委員会、財政委員会、編集委員会、学術委員会、国際交流委員会の各委員会が開催され、午後に開催する理事会の提出議案を中心に審議が行われた。各委員会における審議事項は、次のとおり。

 

[総務委員会]

1)平成28年度会員の動向について 

2)第21期理事長選挙について     

3)平成28年度事業報告について

4)平成29年度事業計画について   

5)第21期評議員の選任について

6)第21期役員の選任について     

7)顧問の推薦について                          

82018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20

回国際農村医学会学術総会)について

9)医学研究の利益相反(COI)細則の変更について

10)第52回評議員会議事および第66回通常総会提出議案等について

11)その他

(委員長:吉川 明・長岡中央綜合病院名誉院長)

 

[財政委員会]

1)平成28年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財務諸表の

附属明細書および収支計算書について

2)平成28年度公益目的支出計画実施報告書について

3)平成29年度事業計画および収支予算について   

42018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20

回国際農村医学会学術総会)について

5)その他

(委員長:前原和平・白河厚生総合病院長)

 

[編集委員会]

1)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について 

2)医学研究の利益相反(COI)細則の変更について

3)その他

 (委員長:山本直人・海南病院長)

 

[学術委員会]

1)第2回国際農作業安全シンポジウムについて

2)全国農作業事故防止対策連絡協議会について

3)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成29年度研究計画について

42018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20

回国際農村医学会学術総会)について

5)医学研究の利益相反(COI)細則の変更について

6)その他

 (委員長:塩飽邦憲・島根大学医学部特任教授)

 

[国際交流委員会]

12018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20

回国際農村医学会学術総会)について

2)その他

(委員長:新谷周三・JAとりで総合医療センター院長)

 

(3)平成28年度会員の動向について

平成28年度末の正会員数は、医師が4,515(前年度比+3)、医師以外195(同+28)、全体では4,710(同+31)となった。

 

(4)第2回国際農作業安全シンポジウムについて

1)開催日時 2017年8月31日 

2)開催場所 韓国国会議事会館

3)参加者と発表演題

最初に韓国の農村振興庁・農業科学院李璡模院長、金玄權・韓国国会議員の挨拶、続いて韓国農民婦人団体、農民団体の挨拶があり、その後以下の6カ国の発表と討論が行われた。なお、参加者は、農作業安全に関わる研究者や行政の立場の人、さらには農民団体の方々など、約200人の参加であった。

①アメリカにおける農業者の健康と安全への取り組み

            ネブラスカ大学医療センター Risto Rautiainen教授

②アジア的農業と欧米的農業の相違による農作業安全対策の政策的課題

          日本農村医学会評議員 大浦栄次,浅沼信治,垰田和史

③韓国における農業者の健康と安全の取り組みの新たな挑戦

          韓国農村振興庁 室長 李敬淑

④スエーデンにおける農業者の健康と安全への取り組み

     -特に、農作業における傷害予防に焦点を当てて-

                    スエーデン農業科学大学 Peter Lundqvist教授

⑤ドイツにおける農業者の健康と安全のためのシステムと活動

          ドイツ農林・園芸社会保険公団 Erich Koch博士

⑥オーストリアの農作業安全管理システムとその機能

                   オーストリア社会保障法人 Andreas Strempfl

 

今回の国際農作業安全シンポジウムは、第9回日韓合同農作業安全シンポジウムとしても開催され、その企画の一環として、農薬中毒に関するセミナーが開催された。

1)開催日時 2017830

2)開催場所 檀国大学

3)参加者と発表者

①農業者の安全と健康センターの活動

②有機リン剤とピレスロイド農薬の暴露レベル

③日本の農薬規制(日本農村医学研究所 浅沼信治)

 

(5)第21期評議員の選任について

各支部から推薦のあった評議員(138)の候補者について決定し、第66回通常総会において承認を受けることとした (21期評議員名簿:本学会ホームページ参照)

 

(6)第21期役員の選任について

各支部から推薦のあった理事候補者(25名、留任16名、新任9)、監事候補者(留任2名、新任1名)について、第66回通常総会において承認を受けることとした (21期役員名簿:本学会ホームページ参照)

 

(7)顧問の推薦について

新たに14名を組織顧問に委嘱することとし、第66回通常総会において承認を受けることとした(第66回通常総会の概要:本学会ホームページ参照)。

 

(8)2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回国

際農村医学会学術総会)について

20回国際農村医学会学術総会長の新谷周三理事(JAとりで総合医療センター院長)及び第67回学術総会会長の羽田明理事(千葉大学大学院医学研究院・公衆衛生学講座教授)が概要を説明し、承認された(内容等:本学会ホームページ参照)

 

(9)医学研究の利益相反(COI)細則の変更について

日本医学会の「日本医学会 医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン」(以下、ガイドライン)が、最近の社会の動向を踏まえて「日本医学会 COI管理ガイドライン」として、一部改定を行い平成293月に公表され、日本内科系学会においても「医学系研究の利益相反(COI)に関する共通指針」(以下、共通指針)を一部改正した。これらを踏まえ、本学会においても平成251月に策定した「医学研究の利益相反(COI)細則」を「医学系研究の利益相反(COI)に関する指針」として改訂することが承認された。

(利益相反(COI):本学会ホームページ参照)

 

 

    | セキュリティプライバシーポリシー著作権について
All Rights Reserved, Copyright(C) The Japanese Association of Rural Medicine