本学会は第192回理事会を、令和4年1月29日(土)午前9時から、JA全厚連会議室にて開催した。

当日は冒頭、佐藤賢治理事長(佐渡総合病院長)が開会挨拶し、続いて、名誉会員の関口善孝先生(廣島総合病院名誉院長)が挨拶した。次に第70回学術総会学会長の高野靖悟理事(JA神奈川県厚生連代表理事理事長/相模原協同病院名誉院長)および第71回学術総会学会長の馬場良和理事(周東総合病院長)より挨拶をいただき、定款の規定により、佐藤理事長を議長に議事に入った。

 

1.提案事項

(1)第23期執行体制について

 

2.報告事項

(1)一般報告

(2)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

(3)JRMに係る編集業務の進捗状況について

(4)その他

 

3.協議事項

(1) 第70回学術総会の収支決算および総括について

(2)第71回(令和4年度)学術総会に係る演題募集等について

(3) 第72回(令和5年度)学術総会について

(4) 第73回(令和6年度)学術総会会長の選考手続きについて

(5) 令和4年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について

(6) 研究奨励賞規程・研究奨励賞選考委員会内規の変更および令和4年度研究奨励賞の選考手続きについて

(7) 今後の会議日程について

(8)その他

 

4. 検討事項

(1) 今後の検討事項について

(2) 国際農村医学会の関わり方について

(3)その他

 

5.特記事項

(1)第23期執行体制について

令和3年10月6日に開催した第191回理事会において暫定執行体制が承認され、業務を遂行してきたが、本理事会において異議なく正式に執行体制が承認された。副理事長、常任理事は既報のとおり。各種委員会委員および支部長は以下のとおり。

総務委員会は、委員長・住元理事、副委員長・高野理事、委員・佐藤理事長、小林理事、馬場理事。

財政委員会は、委員長・森達也理事、副委員長・社浦理事、委員・佐川理事、橋本理事。

学術委員会は、委員長・塩飽副理事長、副委員長・森拓也理事、委員・神谷理事、九津見理事。

編集委員会(和文誌)は、委員長・立身理事、副委員長・富所理事、委員・佐藤理事長、十川理事、川口理事、三浦理事、鷹津理事、水野理事、鈴木理事。

編集委員会(英文誌)は、委員長・冨滿理事、副委員長・近藤理事、委員・伊澤副理事長、酒井理事、理事以外では鈴木康司評議員(JAとりで総合医療センター)、今村公俊医師(土浦協同病院)。

国際交流委員会は、委員長・伊澤副理事長、副委員長・酒井理事、委員・冨滿理事、近藤理事。

倫理委員会は、委員長・森拓也理事、副委員長・神谷理事、委員・九津見理事、佐川理事、星野明子評議員(大阪成蹊大学)。

利益相反委員会は、委員長・塩飽副理事長、副委員長・馬場理事、委員・森達也理事、社浦理事。

支部長は、北海道・東北支部は森達也理事、関東・甲信越支部は伊澤副理事長、北陸・東海支部は鷹津理事、西日本支部は住元理事。

 

 (2)一般報告

 

年 月 日

       処  理  事  項  等

 

 

令和3年

 

10月5日(火)

 常任理事会(実出席+Web出席)を開催した。

(東京ガーデンパレス)

10月6日(水)

 1.第190回理事会(実出席+Web出席)を開催した。

(東京ガーデンパレス)

 

 2.第56回評議員会を開催した。(同上)

 

  3.第70回通常総会を開催した。(同上)

 4.創立70周年記念講演を開催した。(同上)

 5.第191回理事会を開催した。(同上)

12月5日(日)

 

日本医学会連合令和3年度女性医師支援担当者連絡会(WEB)に佐藤理事長が出席した。

12月10日(金)

WEBによる国際農村医学会役員会が開催され、新谷前理事長、伊澤国際交流委員長、佐藤理事長が出席した。

JA全厚連会議室)

令和4年

 

1月5日(水)

WEBによる国際農村医学会役員会が開催され、伊澤国際交流委員長が出席した。

1月21日(金)

WEBによる第70回学術総会引継会を開催し、佐藤理事長、第70回学術総会学会長・事務局(神奈川県)、第71回学会長・同事務局(山口県)および第72回同学会長・事務局(秋田県)が出席した。

1月26日(水)

農村の生活習慣病部会「介護予防コホート研究・WEB研究班会議」を開催した。

 

(3) 第70回学術総会の収支決算および総括について

第70回学術総会の収支決算および総括について高野靖悟学会長(JA神奈川県厚生連代表理事理事長/相模原協同病院名誉院長)が説明し、承認された。

第70回学術総会は新型コロナ感染拡大に伴い、第69回に続きWebにより開催し、会期は令和3年10月6日(木)から10月27日(水)、メインテーマは「with/afterコロナ禍の厚生連病院の使命

とした。

参加者は590、総ログイン数は1,799回であった。学会長講演、創立70周年記念講演、特別講演6題、教育講演、文化講演、金井賞受賞講演、メインシンポジウム、研修医セッション31題、一般演題176題、共催セミナー2題を実施した。

 

(4) 第71回(令和4年度)学術総会に係る演題募集等について

第71回学術総会の開催概要について馬場良和学会長(周東総合病院長)が説明した。会期は令和4年10月13日(木)・14日(金)で、山口県山口市の「山口市産業交流会館 KDDI維新ホール」にて、「地域医療構想に向けた地域医療の未来-おいでませ山口-」をメインテーマに開催する。なお、新型コロナ感染症の感染状況によっては開催方法を変更する旨を説明し、承認された (詳細:本学会ホームページに別掲) 。

 

(5) 第72回(令和5年度)学術総会について

令和5年10月19日(木)・20日(金)の2日間にわたり、秋田県秋田市の「あきた芸術劇場ミルハス」において開催予定の第72回学術総会の概要について、神谷彰学会長(北秋田市民病院長)が説明し、承認された。

 

(6) 第73回(令和6年度)学術総会会長の選考手続きについて

次々期の第73回(令和6年度)学術総会会長の選考について、これまでの申し合わせのとおり、理事・監事の中から自薦(立候補)により選出することなどを決定した。

 

(7) 令和4年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について

16件の応募があり、学術委員会における審査を踏まえ、JA共済連への推薦順位を協議、決定した。

 

(8) 研究奨励賞規程・研究奨励賞選考委員会内規の変更および令和4年度研究奨励賞の選考手続きについて

研究奨励賞規程・研究奨励賞選考委員会内規を実態に即して見直すことが承認された。主な見直しは「医師・研究者」および「コ・メディカル」の資格要件を追加したことで「筆頭著者は日本農村医学会雑誌およびJournal of Rural Medicineともに応募時も会員であり、医師・研究者部門は、MDもしくはPh.Dのどちらかの資格を有する者、コ・メディカル部門はMD・Ph.Dのどちらの資格も有していない者とする。」

 令和4年度の選考手続きは、日本農村医学会雑誌および文書による募集を経て、編集委員を中心に構成する選考委員会における厳正な審査により、令和4年7月8日に開催する第193回理事会において決定することを提案し、承認された。

(承認された規程・選考委員会内規:本学会ホームページ・諸規程欄に掲載)

 

(9) 日本農村医学会の今後の検討事項について

佐藤理事長が活動方針2点-①農村医学に関連する事項の研究および提言、②地域医療・多職種協働に関する研究・提言-を提案し、承認された。①は現行の特別研究プロジェクト3部会(農薬中毒、農機具災害、農村の生活習慣病)を継続し、研究・提言を行なう。②は少子高齢化が急速に進む社会で当学会の意義・価値を示す取り組みとして、多職種による委員会・作業部会・プロジェクトチームなどの協議体の常設を検討、学術総会における多職種連携セッションの常設、シンポジウム開催、テーマ設定などの検討、取り組み成果を関係団体に提言し、積極的な広報活動を行うこと等を提示し、承認された。具体的な取り組みは今後、検討することとした。

 

(10) 国際農村医学会のかかわり方について

佐藤理事長が国際農村医学会への本学会のかかわり方について、これまでの経緯を踏まえながら課題を検討し、継続的に協議することを提案し、承認された。

伊澤副理事長(国際交流委員長)が、国際農村医学会役員会(2022年1月5日開催)における協議結果

-第22回国際農村医学会学術総会は2022年9月に開催する予定であったが、コロナ禍のため、2023年9月にセルビアにて実開催する-を報告した。


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