日本農村医学会雑誌へ投稿のお誘い

 

 

令和3106日に佐藤賢治新理事長が誕生し,理事会メンバーも刷新されました.編集委員会も新たな委員構成となり,山本直人前委員長に替わって私が編集委員長を拝命しました.重責に身の引き締まる思いです.

日本農村医学会は,創立以来70年にわたり地域性と学際性と実践性を重んじて,農民のための医学を作り上げてきました.農村地域では農村環境や農業労働を含めた農村社会を背景にした生活が営まれます.その中で行われる日常医療において特徴的な病態や健康障害が見出され,学会誌に報告されることで疫学的・衛生学的な研究に発展し,価値ある論文となって農村の保健医療をレベルアップさせていくことになります.臨床医学的研究は農村医療の技術向上のみならず,学際性・共同性を向上させ,農民の健康保持増進に役立てられます.疫学的研究は農民のQOLを向上させ,衛生学的研究は農業労働の安全性・効率性・省力化等に貢献し,社会医学的研究は高齢化する農村社会の安定と安心そして幸福をもたらします.

本学会は、こうした広い分野に従事する会員で構成されています.多職種連携による実践と研究は,まったく新しい果実を生む可能性があります.ぜひ皆さんの手で日本農村医学会雑誌を盛り上げてください.その中で,編集委員長から会員の皆様にお願いしたいことがあります.論文の中に農村あるいは農業という言葉や観点をできるだけ多く入れていただきたいということです.研究を進め,論文にまとめる際に,農村という地域とそこで営まれている生活と労働を見つめながら,みんなで農村・農業をより良いものに高めていこうという気持ちを,学会誌の中に見出せるようになれば、日本農村医学会が農村と農民のためにあることを再認識することができると思うからです。

 

投稿された原著は2名の査読者が審査し,看護研究報告を含む報告,症例報告,資料は,編集委員が査読します.投稿規程に照らして問題点のあるものはその箇所を指摘し,著者に訂正をお願いしています.

英文抄録の作成は編集委員会に依頼することも可能です.

また、会員の利益相反状態の公正なマネージメントのために「医学系研究の利益相反(COI)に関する指針」に基づき,投稿時には利益相反(COI)の開示をお願いします(詳細は本学会HPトップページに掲載).

 

編集委員長 立身政信

 

 




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