Journal of Rural Medicine(JRM)
Journal of Rural Medicine(JRM)のEditor-in-chief(編集長)を、2021年10月より務めています冨滿弘之(とみみつひろゆき)です。JRMは2005年から発行している英文誌で、日本農村医学会(Japanese association of rural medicine: JARM) と国際農村医学会(International association of rural medicine: IARM)の合同学会誌という位置づけで刊行されています。その掲載の多くは農村部や地域医療に関する臨床研究、保健、医療や福祉に関するコホート研究などの論文が主体ですが、病院における地域医療、往診等の家庭医学や介護医療、更には看護学を含めた医学教育に関する分野まで幅広く取り扱い、原著、症例報告やレターの他に総説も掲載しています。
以前は紙媒体の雑誌で年2回発刊していましたが、投稿数が増加したこともあり、2020年から年4回(1,4,7,10月)のオンラインジャーナルとして生まれ変わり、年間約70本の論文を掲載しています。2015年からはPubMed Central (PMC)に収載され、PubMedから検索して全文を読むことも可能となっています。今後は更に発展させてIF(Impact Factor)取得を目指す予定で、それに向けて体制整備や論文の質向上の努力を行っているところです。
オープン化がすすめられていますが、日本農村医学会員からの論文は投稿、掲載料がかからないため(学会員以外は入会いただくか掲載料1万円)、これまでのところ8割強の論文は日本からの投稿となっています。是非、良い論文を積極的に投稿していただき、JRMを育てていただけましたら幸いです。今後ともJRMを宜しくお願いいたします。
Journal of Rural Medicine
Editor-in-chief
Hiroyuki Tomimitsu